脚下照顧
四代目の私は嵯峨書道学院にて長年古典書道を学んできました。はんこの基礎は書道。
はんこに字入れをするとき筆で書きますが、筆の運びを知らないと間違った字を入れてしまいます。特に篆書体などは、通常の字とは違い筆の運び方が特殊です。
10数年学んでいても中々師匠からお褒めの言葉はいただけません。
その書道学院で毎年生徒の方々の作品展が9月にあり、私は今年、篆刻を出します。「脚下照顧」、禅の言葉で足元を見つめるという意味です。私も今、仕事でも基本の書道を学ぶことが足元を見つめることかな思います。この篆刻もあと一週間で完成させないと間に合いません。
まだ荒彫りの段階ですが、子供の夏休みも今週いっぱい、宿題もラストスパート。親子共々がんばります。