手彫りハンコの制作工程


使用道具

それぞれ違う太さの印刀

印刀

字と字の間が狭いところ、広いところと様々です。印刀の幅も様々。10本以上の印刀を使い分けて彫っていきます

印刀も常にメンテナンスをします。砥石での研ぎ方には10年以上修行がいるぐらい大事なことで作品の出来不出来がこの印刀の研ぎ具合にかかってます。切れ味のよい印刀は、文字の線に命を与えます。

印稿制作

字の専門書を開きデザインを考える

字を調べる

まずは「字源辞典」などの本でその文字の成り立ち、意味などを調べます。また、時代によって字の書体が違います。文字について、さまざまなことを知ることで文字が生きます。

印章に使用する書体には、篆(てん)書、行書、隷(れい)書、楷書、草書、金文などがあり、書体ごとに筆順や形、払い、ハネ、止めの約束があります。

印影見本を書く

手書き

スケッチをして、印面の原案をつくります。いろいろな表現で何度もじっさいに書いてみることでイメージがふくらみます。

「疎なる処は以て馬を走らすべく、密なる処は風を透さしめず」とい心得があります。字画の少ない所は馬が駆けるほど空間を広く取り、多い所は風も通さないほど詰めるというバランスの妙が命です。

お客さまのご要望にお応えすることはもちろんのこと、ご職業やお人柄を思いながら印稿を考えさせていただいています。

印面調整

印面をすり平らにする

サンドペーパー

サンドペーパーをかけて、印面を平らにして墨打ちします。

印面に朱墨を塗る

朱塗り

朱墨を印面に塗ります。朱の色は黒の墨で書いた字を引き立たせ見やすくします。

割り付けの線を書く 割り付け終わり

割付

字入れをするときの参考のために印面にうすく線を引きます。この線を参考に均等にバランスの整った字を書きます。

字入れ

印面に直接字を書いていく 印面に直接字を書いていく2 印面に直接字を書いていく3

手書きスケッチをもとに印面に墨で文字を書きます。印材に字入れをするときには、バランスのよい全体像になるように、一文字、一文字の一画、一画に気をつけます。

手彫り

朱色の部分を荒彫りする 朱色の部分を荒彫りする2 朱色の部分を荒彫りする3 朱色の部分を荒彫りする4

粗彫り

墨で書いた字の周り 朱色の部分を印刀で彫っていきます。字が密集する所は細心の注意を払います。

仕上げ刀で字の側面を削っていく

仕上げ

荒彫りで彫った跡を仕上げ刀で仕上げていきます。字の輪郭を綺麗な線に整えます。

完成

完成

紙に試し捺しをして、イメージ通りに仕上がっていれば完成です。イメージ通りになるまで調整を繰り返します。

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