ハンコの種類について 実印・銀行印・認印を用途別に紹介


ハンコには、大きく分けて「実印」、「認印」、「銀行印」の3種類があり、それぞれで用途が大きく違います。認印や銀行印は、なんとなく用途がわかるのですが、実印はいつ必要になるのかがよくわからないという声などをよくききます。そこでこのページでは、それぞれの印鑑を用途別に紹介します。

実印

実印の篆書体の書体

実印とは

実印とは住民登録をしている(住民票がある)市区町村の役所や役場にハンコを登録申請し、受理されたハンコのことをいいます。実印の登録は15歳以上から1人1本登録でき、申請すれば印鑑証明書を交付してもらえます。

戸籍上の氏名、氏または名、氏名の一部の組み合わせが印面に彫られます。実印というと、姓名の両方が入っていないといけないと思われる方が多いですが、そのような決まりはありません。ほとんどの自治体ではどちらか片方だけでも受理してもらえます。このあたりは各自治体によって、それぞれルールが異なるので、実印の登録に行く前に自治体に確認をすると確実です。

印面のサイズについても、自治体ごとに決まっており、小さすぎるものや大きすぎるもの(一般に8mm四方を上回り、25mm四方におさまらないもの)は登録できません。しかし、一般的にハンコ屋でつくられるサイズはほとんど登録には問題はありません。

実印はいつ必要になるのか

  • 不動産登記
  • 自動車の購入・譲渡
  • 公正証書作成
  • 金額の大きな融資
  • 金額の大きな契約
  • 連帯保証人
  • 遺産の相続
  • 保険金の受け取り

など、人生の節目になるときに実印は必要になります。

実印にはどんなハンコが適しているのか

重要な契約などに使われるハンコなので、文房具屋などで数百円などで売られている既製品のハンコだけは絶対にやめてください。既製品は同一印が多く出回っていますので、犯罪などに使われやすくなります。

そのようなセキュリティのことを考えると、安いハンコによくあるパターンなのですが、コンピュータのフォントでつくられた文字をすこしだけアレンジしたようなものもおすすめできません。あなただけのオリジナルのハンコを使うようにしましょう。

そのようなこともあり、書体には一般的にはなかなか読みにくい篆書体(てんしょたい)がよく使われています。商売をはじめるときなどは、縁起がよいとされる印相体でつくる方もおられます。

また、世帯内ではよく似た印面になるのはいけませんし、陰刻というのですが、周りが朱色で文字が白抜きのハンコもだめとされています。

銀行印

銀行印の篆書体および古印体の書体

銀行印とは

銀行口座を開設するときに必要になります。最近では、大手の銀行などは、指紋で登録するところも出てきていますので、口座を開く前に銀行に確認することが望ましいです。

ハンコの大きさは、実印のように決まりがあるということはありませんが、口座開設申込書の届印の欄の枠内に入るのが望ましいです。姓だけでもよいし、姓名ともに入れるのもよいです。ただし、姓名を入れると他の家族の口座には使えません。そのこともあり、姓だけでつくられる方がほとんどです。

大きさは、よくあるのが姓だけで直系10.5mmから12mm、13.5mmくらいです。姓名ともに入れると、実印と同じ13.5mmか15mmくらいが望ましいため、値段も実印並にかかることが多いということも姓だけ入れる方が多い一因となっています。

銀行印にはどんなハンコが適しているのか

実印と同様に、偽造されると銀行口座からお金を引き出されることになってしまいますので、既製品のハンコは絶対に使わないようにしましょう。同様に、コンピュータのフォントでつくられた安いハンコも避けたほうがよいです。オリジナルのハンコを使うようにしましょう。

書体についても、実印同様に読みにくいものが好まれるため、篆書体がよく使われています。商売用の口座には、縁起をかついで印相体も人気です。しかし、実印と比べるとわかりやすいほうがよいという方もおられ、そのような方には古印体を使われることが一般的です。

セキュリティのため、銀行ごとに別々のハンコを使う場合などには、印材には比較的に安価で手に入る柘などの木材や黒水牛などが使われることが多いです。

認印

認印の行書体および遊bi印の書体

認印とは

その名のとおり、その書類に目をとおした、また宅配でたしかに受け取ったなど、その行為を認めた証明印的なハンコです。普段の生活でいちばんよく使うハンコでしょう。

印面の大きさもとくに決まっているということはありませんが、9mmから13.5mmくらいが一般的です。姓のみの銀行印と同じくらいのサイズのため、当店では銀行印と認印はおなじ括りになっています。

サラリーマンでは若手社員が上司より印面のサイズが大きいとあまり印象がよくないので、若手は10.5mmか大きくても12mmまでが望ましいかもしれません。また、社内で同じ姓の人がいる場合は、名前の頭文字1字を入れることもあります。(例:山田 太郎だと「山田太」にするなど)

認印にはどんなハンコが適しているのか

認印については、文房具屋などで売られている既製品のハンコでも問題ないことがほとんどです。書体についても、わかりやすく読みやすいものが好まれる傾向があり、古印体や行書体がよく使われます。

朱肉を必要としないシャチハタなどの浸透印については、場合によっては認印でも認められないというケースがあるようですので、できれば朱肉で捺すタイプの認印を一つは持っておくとよいでしょう。

そのようなことで基本的に安い印材を使ったハンコが人気ですが、会社の社長さんや個人事業主の方などには、自分のアピールも兼ねて、書体にオリジナリティあふれるデザイン要素の強い文字(画像は遊bi印)を使ったり、こだわりの印材を使ったハンコを使用される方もおられます。いちばん捺すハンコだからこそお金をかけるという考え方もあるようです。

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