ハンコの印材の特徴・選び方


ハンコをつくるにあたって、印材によってかなり値段にも違いがでてきます。印材の名前くらいは聞いたことがある方が多いと思いますが、それぞれの特徴については知らないこともあるでしょう。

このページでは、当オンラインハンコショップで扱っている印材の特徴を説明します。お客様が印材を選ぶさいに参考にしていただければ幸いです。

※ここではお求めになりやすい安い印材から順に紹介いたします。

柘(つげ)

印篆、外枠太く、字を細くの篆書体の印面

自然派の方におすすめ リーズナブルな価格

木材のなかでは柘はとても硬く、繊維が詰まっているのではんこに適した印材です。産地は鹿児島が有名で、小泉湖南堂で使用する柘は、すべて信頼できる国産品です。

メリット

まず第一に値段が安いです。また、自然由来の印材なので、動物由来の印材に抵抗がある方にはおすすめです。

デメリット

朱肉の油が浸透しやすく、たくさんの回数を捺すと耐久年数でやや劣ります。捺印のたびに布で拭き取るなどすれば、長持ちしますが、手入れに気を遣う必要があります。

おすすめの用途

ハンクを捺す回数が少ない銀行印にとくにおすすめです。値段が安いため、銀行ごとにハンコを変える場合などでもお求めになりやすいです。

黒水牛(くろすいぎゅう)

印篆、外枠太く、字を細くの篆書体の印面

一生もつならお値打ち

主な産地は東南アジアで、その多くは農耕用の水牛の角のことです。自然のままでは「染なし」のものもありますが、一般的には黒色に染色しています。

芯もちといわれる印材は角の先端に近く、角の中心に近いもので歪みやヒビに強いです。

メリット

歪みやひび割れなどの劣化に強く、値段も象牙や牛角と比べると安価なため、とてもバランスのよい印材です。

デメリット

長期間放置をしていると虫食いに弱いです。衣料用の防虫剤といっしょに保管しておけば安心です。

おすすめの用途

劣化に強く、値段もそれほど高くないので、認印、銀行印、実印とどのような用途で使用してもおすすめです。どちらかといえば男性に人気の印材です。

牛角(ぎゅうかく)

オーストラリアやアフリカで飼育された陸牛の角です。昔はオランダ水牛と呼ばれていましたが、じっさいのところ印材に使われるのはオランダ水牛ではないため、牛角と呼ばれるようになりました。

牛角は「色あり」と「純白」で別れており、色ありは茶色の斑模様が目立ちますが、そのままだけでなく、カラフルな色で染めて印材で使われることもあります。純白は茶色の斑模様が入らない美しい飴色をしています。この純白の部分は数が取れないので、価格は高いです。

印篆、外枠太く、字を細くの篆書体の印面

カワイイ カラフルなハンコ

当オンラインハンコショップでは、牛角の「色あり」はカラフルな色でコーディングした「ルミネ・クルール・シュクレ」という商品を扱っています。

メリット

カワイイ色をしていますが、もともとはしっかりとした牛角のため、歪みやひび割れなどの劣化に強く、捺すやすいです。また、「純白」と比べると安価で、黒水牛よりすこし高いくらいで手に入ります。

デメリット

カラフルなハンコは、人を選びます。とくに男性が使用するのは、かなり抵抗があることが多いです。

おすすめの用途

黒水牛と同様に、認印、銀行印、実印とどのような用途でも使用できます。とくに女性におすすめの印材です。

印篆、外枠太く、字を細くの篆書体の印面

牛角(純白)の天然の飴色の美しさ

牛角のなかでも茶色の斑模様が入らない部分を、染めたりせずに天然のまま印材にしました。

メリット

天然の飴色の美しさは、特別な印材ということを感じさせます。希少価値が高い高級印材ですが、後述する象牙と比べると安い値段で購入できます。

デメリット

耐久性や印影の綺麗さなどでは、黒水牛や牛角(色あり)とあまり差がありませんが、価格は大きく値上がりしてしまいます。

おすすめの用途

黒水牛や牛角(色あり)と同様に用途を選ばずに使用できる印材ですが、特別な印材であるため、特別な機会で必要になる実印に使用される方が多いです。また、美しい飴色は、とくに女性に好まれます。

象牙(ぞうげ)

印篆、外枠太く、字を細くの篆書体の印面

昔から今までずっとハンコの帝王 輸入規制によりその価値はますます高く

象牙は劣化などに対する耐久性や印影の美しさに優れ、他の印材を圧倒します。

象牙のなかにもランクがあり、中心に近いほど繊維が細かく上質で、中心から離れていくほど素材が悪くなります。高級な象牙ほどきめ細かな彫刻が可能になります。

現在は、ワシントン条約により輸入が禁止され、日本国内の在庫でまかなわれており、価格は上昇しています。

当オンラインハンコショップでは、最高級の象牙のみを扱っており、経済産業省に厳格に管理された、正規の象牙のみを販売しています。

メリット

劣化に強いのはもちろんのこと象牙の表面の質感や粒子が捺印に向いており、朱肉がしっかりとつくため、印影の綺麗さも印材のなかではトップです。また、高級な象牙のきめ細やかな繊維は、手彫りのさいに印章彫刻士の力を100%引き出します。

デメリット

値段が高いということにつきます。

おすすめの用途

高級印材であるため、認印や銀行印よりは実印に使用される方が多いです。最高の品質のためには、お金は惜しまないという方におすすめです。

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