実印はいつ必要になるの?
「実印っていつ使うの?」と思っておられる方も多いと思います。
当オンラインショップでも実印はたくさんの商品を取り扱っていますが、銀行印や認印と違って使用機会がわかりにくいかもしれませんね。
じつは私もいままでで車の購入に使っただけです。実印の使用機会は度々あるものではないのです。
しかし、公正証書の作成など、責任を負う重要なときに必要になる大切な自分の分身なのです。
実印とは?
実印は住民登録をしている市町村に印鑑登録をして、申請をすれば印鑑証明書を交付してもらえるようにしているはんこなのです。登録できるサイズについては前回の記事で説明しましたね。
なので実印は印鑑証明書とセットで使うことが基本です。
いつ必要になるの?
- 不動産登記
- 自動車購入
- 車の譲渡
- 金額の大きな融資
- 金額の大きな契約書
- 連帯保証人
- 遺産分割協議書
- 保険金の受け取り
などなど、人生の節目になるかもしれないときに必要なはんこが実印なのです。
実印にはどんなはんこがオススメ?
「実印を押す機会は一生で何度もないので、安い三文判でよいわ」
と言われる方もおられれば、
「押す回数は少ないが重要なものなので、よいものが欲しい」と言われる方もおり、さまざまです。
ただ、はんこ屋として一つだけ言わせていただければ、既成のはんこだけはやめてください。
既成のはんことは、すでに印影ができているハンコです。だいたい数百円くらいで文房具屋などで売られています。
なんで既成のはんこを実印にしてはいけないのか
大量生産され、同じ印面が出回っていますので、仮に実印として登録すると、誰でもあなたの実印を手に入れることができることになってしまいます。
これでは犯罪に使われるなどの危険性がゼロではありません。印面は独自のものでなければいけません。
できれば、特別製であなただけのはんこをおつくりください。そのほうが安心です。
最近は実印を軽く見るような傾向が強くなっているのではないかと危機感を感じています。
実印はあなたの分身です。大切にお使いください。
小泉湖南堂で取り扱っているハンコは、すべて手彫りであなただけのはんこをつくらせていただきます。
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